クレンジング剤の主流となっているものでは、界面活性剤のような化学物質や肌の保護機能にダメージを与えやすい油分が主な成分です。

これらはクレンジング剤が持つ洗浄力の要となる成分ですが、そもそも人体に必要のない成分であることから、肌への刺激に弱い方にとって優しくメイクを落とすクレンジング剤を選びにくいのが現実でした。

しかし、最近の研究によって、人体を構成する成分のひとつ、アミノ酸を使ったクレンジング剤が開発され、話題を呼んでいるようです。

アミノ酸系のクレンジング剤は安全性が高く、オイルや肌の健康に影響を与える化学物質を抑えて高い洗浄力を実現している点が特徴です。この技術を採用している化粧品メーカーがまだまだ少ないことから、現在販売されている商品の選択肢がそれほど豊富ではないようですが、日本人女性に最も多いと言われる乾燥肌や敏感肌に悩みを持つ女性からの支持が広まってきているそうです。

アミノ酸系クレンジング剤の仕組みを紹介しましょう。アミノ酸はタンパク質の基礎を作る成分のひとつで、商品によって配合されているアミノ酸の種類は異なるようです。

クレンジング剤に配合されているアミノ酸は、とても細かい粒子で構成されているため、メイクなどの汚れと皮膚の間にサッともぐりこんでいきます。ここで発生するプラスイオンは、メイク汚れが持つプラスイオンと反発して皮膚から汚れを浮き上がらせていきます。

オイルや界面活性剤を使用したメカニズムとは根底から全く違う仕組みで汚れを落としていくため、従来のクレンジング剤でのべたつき感や乾燥を感じることの少ないクレンジング剤でしょう。